家づくりの知恵 別館

元住宅営業マンの今だから話せる家づくりの話

自己紹介

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はじめましてアンディと申します。

 

今年の8月で自分の住宅営業マンの経験の集大成ともいえる

我が家(一軒家)を建てて10年になります。

 

それを記念して家を建てるまで、建てているとき、建ててからの経験を

これから家づくりを始める皆様のお役に立てればと記録していきます。

 

 

タイトルの別館というのは本館が別にあるのではなく

専門誌や雑誌には載っていないような話だけをできるだけ

お伝えしたいという気持ちから別館という名前にしました。

だから、本にないけどこういうことを聞きたいという質問など

ございましたらお答えしたいと思いますので宜しくお願いします。

 

 アンディは現在45歳です。3歳下の妻と中学3年の長男と、

小学5年の長女の4人暮らしです。

 

 住宅営業は大学をでてからすぐに地元のハウスメーカーに就職し

その後輸入住宅のメーカー、ローコスト住宅メーカーを渡り歩き

現在は住宅業界から足を洗い

まったく別の業態の会社でサラリーマンやってます。

住宅営業に携わったのは10年間です。

 

不動産を購入しようと考えたきっかけは、

35歳で住宅ローンを組んだら70歳で完済になるが

退職金で10年前倒しで60歳で完済できるという

楽観的な計算からです。

 

あとは、今の住まいを建てる土地との出会いでした。

道路を挟んで川が流れており川のそばには桜の木があり、

現在窓の外を眺めると満開の桜が望めます。

昨日も花見バーベキューを楽しみました。

 

四季を肌で感じられる場所でありながら交通機関が充実しており、

病院や学校、スーパーやコンビニなどあらゆる利便施設が

10分圏内にあります。

 

幸いにも、妻の職場の通勤圏内でもあり、

子供の通う幼稚園の送迎バスもルートになっていました。

 

ただ、希望の土地があれば家づくりできるかというとそうではない。

住宅ローンでそこに希望をかなえられるだけの融資を受けられるか、

それが重要になります。

 偶然にも東証一部ではないけれども上場企業に勤めていたため

通常よりも優遇された金利で希望の額の融資を受けることができたのです。

 

 ほかにも、土地の広さが40坪のため駐車場2台分の確保をすると、

南側にある家がぎりぎりに建っているので1階の南の部屋は採光を

確保できませんでした。

一般的に1階の南側は採光のことを優先してリビングを持ってきます。

また、川のある道路側は朝、夕と近所の方々の散歩や

ランニングのコースになっておりリビングから川や桜を眺められるよう

大きな窓を作ると道路からの視線が間近すぎることもわかりました。

 そこで、お客様の住まいづくりの経験を活かし、

2階リビングにすることにしました。

すると採光の問題も解消され、

高い位置にリビングがあることで視線も気にならず、

川や桜も見下ろす位置になり非常に景観もよくなりました。

 

こうしたいろいろなものをクリアして家づくりを現実のものにしました。

運や知識、お金のことや家族のこといろんなことがあってそれがクリアー

できてはじめて家づくりができます。

自己資金が貯まったから、子供の進学にあわせたい、

希望の場所に土地が見つかった。

など、家づくりのタイミングは人それぞれですが、

 

 

今年こそ、家をたてよう。

 

 

と決意したから建てられるかと言ったら決してそうではありません。

 

家づくりは皆さんがご存知のように夢のマイホームと言われるように、

家族の夢や、希望やその他もろもろの楽しいことが詰まっています。

 

しかし、自己資金を貯めることを優先してタイミングを逃したり、

条件に合う物件が見つからずいつまで経っても購入できずにいる方々、

子供を転校させてくないので時期を待っている方、

その他いろいろな理由で家づくりを先延ばしにしている

方々がたくさんいます。

 

住宅営業をしていたころ、

 

あーこのお客さんきっとマイホーム一生手にできないまま終わるんだろうな。

 

と思うお客様をたくさん見てきました。

わかるんです。ダメな人たち。

 

だって、プロでしたから。

 

 

”一生マイホームを手にできない側の人々” にならないよう

このブログにしっかり綴っていこうと思っています。

 

また、契約してから、住み始めてからわかったことなども

お話しできたらと思います。