家づくりの知恵 別館

元住宅営業マンの今だから話せる家づくりの話

自己資金は総額の2割も要らない

f:id:sorasido2017:20170522025301j:plain

こんにちはアンディです。

本日は自己資金がいくら必要かということについてお話します。

 

まず、一般的に住宅関連の本には自己資金は

 

購入額の2割用意しなさいと書いています。

 

せっせと2割の自己資金を貯めた方には申し訳ないですが

元住宅営業マンのアンディから言わせると

 

チンタラと貯蓄をするお金があったら家賃ももったいないし

貯蓄している間にも歳をとっていくのだから

さっさと家建てて早くいい思いを家族にさせてあげればいいのに

 

と思っていました。

 

自己資金は200万円あればなんとかなります。

建売の場合だと100万円でも何とかなっていました。

 

例えば4000万の物件を購入するにあたって800万円になります。

おいそれと貯蓄できるような額じゃないし、家賃を支払いながら

それだけの貯蓄ができる方々は収入もかなりの額でしょう。

ただね、収入は多くても散財が多く、ある程度の貯蓄ができたら

旅行に行ったり、高級車買ったりなかなか貯まらないものです。

 

一方収入もそこそこで毎月切り詰めながらマイホームを夢見て

コツコツ貯蓄をしている方々も、今の時代ボーナスも満額支給されなかったり

毎年の昇給が微々たるもので、それでも子供たちは成長するので

生活費に追われて2割の自己資金なんて遠い先のハナシなんて方も

いらっしゃるでしょう。

 

 

 

 

貯蓄をしている間に退職後の負担がどんどん増えている事実

家賃を支払いながらの貯蓄はホントに大変だと思います。

また、現在35歳のアナタ目標の貯蓄額に届くのはいつ頃ですか?

仮に40歳頃なんてことなら35年ローンだと75歳まで支払う計算です。

退職した10年支払い続けることができますか、

まさかイマドキ退職金を当てになんかしてませんよね?

 

少し不安になってもらえましたか?

 

じゃあどうしたらいいか

 

住宅展示場に行きましょう。

行けば何とかなる人はなんとかなります。

 

これが答えです。

 

いい加減なことをいうなと思われた方も多いと思いますが

住宅のプロは家を建てさせるのが仕事なので

限られた条件の中でいかに建てていただけるか

試行錯誤して今できることを提案していきます。

 

例えば、家の契約金は一般的に100万円もらってます。

また、土地の契約金は一般的に購入額の10%です

しかし、会社や売主と協議して自己資金が少ない場合でも

その金額の中で契約できるように交渉するのか営業マンの役割です。

 

 

銀行マンは住宅ローンのことに詳しくない

お金のことはローンを貸してくれる金融機関のほうが

詳しいのではないか。

と思う方もいらっしゃるでしょうが

総合職の銀行マンが住宅融資に携わる期間は少なく

住宅営業マンのほうが圧倒的に詳しいです、

銀行マンは貸せないルールには詳しかったです。

アンディも融資担当者にローンのこと教えてあげていました。

 

詳しいことは皆さんの資金力と返済能力を見て

営業マンが考えます。

提携している銀行や地域によっても違いがあるので

自己資金がどれだけあれば確実かとは言い切れませんが

200万あれば何とかなると思います。

まずは騙されたとおもって住宅展示場に足を運びましょう。

 

あと自己資金がない場合でも貯蓄型保険や学資保険を解約

する方法で資金を用意しましょう。

もしもの時のためと仰るかもしれませんが

家族の夢を実現できるのなら今がその『もしもの時』かもしれません。

 

教訓:住宅展示場に出かけよう答えはそこにある。