自己資金を使う優先順位
こんにちは、アンディです。
本日は自己資金を使う優先順位についてお話ししたいと思います。
本や他所ではお目にかかれない話ですので
是非しっかり目を通してください。
幸いにも最低限必要な自己資金以上に資金を用意できるのであれば
是非、大切なお金を無駄にしないためにも優先的にお金を使うべき場所に優先順位を付けましょう。
まずは外構費用です。外構費用は建築費の付帯費用の中でも大きな
割合を占めます。
ここを住宅メーカーに建物と一緒に契約すると自動的に
10~15%の利益を乗せられます。
自分で直接外構屋に頼めばそれだけで1割引きというわけです。
難しくないです、図面持って行って希望を伝えるだけです。
しかし住宅メーカーもあれやこれやでセットで契約しようとしますので
営業マンにはこのように言いましょう。
『親戚が外構屋でどうしてもその会社でしないといけない。』
といいましょう。
流石に親戚よりも・・・。なんてことは言わないしメーカー側も
会社に言い訳の立つ内容ならば無理に勧めてきません。
次にエアコンです。
ハウスメーカーはエアコンの契約も欲しいがために
設置方法をやたらと隠ぺい配管にしたがりますが
メリットは少ないのでやめるべきです。(詳しくは別項目に記載)
ハウスメーカーは当たり前のようにエアコンの見積もりを出してきますが
その値段に驚愕します。3台で80万ってはあっ?
皆さん結構住宅ローンの中に一緒に収めての購入ということで
すんなり契約しちゃったりしてますが、
エアコンにも10~15%の利益が乗っていますし、
何よりエアコンがすごく高い。
量販店で見積もりしてもらったら同じ機能で半額くらいで
収まりますよ。
次に照明です。洗面、浴室、トイレ、玄関、勝手口の照明は
据え付けですのでどうしようもないですが、ブラケットにつける
その他の照明は自分で選んでつければハウスメーカーが組んでいる
予算の3分の1で済みます。しかもインテリアショップで探せば
かなり個性的なものも見つかります。
IKEAとかかなり面白いものが安価でありますのでお勧めです。
浮いたお金で家具やラグなどを買ったりすれば
コーディネートも可能です。
節約できる内容は以上ですが、ここまでの内容を聞いて
じゃあ、キッチン、トイレ、洗面なども自分で別途契約したら
安くなるんじゃないのと云う方もいらっしゃるかと思いますが
設備関係は建物の保証に大きくかかわるのでほぼ不可能です。
例えば水回り設備を一式別の業者に任せたとして
建物が完成して引き渡し前に建物にキズが入っていたら
メーカーなのか依頼した別業者がつけたものなのかで揉めます。
また、入居したあとも水漏れがあった場合通常はハウスメーカーが
保証約款に基づいて補修をしてくれますが、自分で依頼した業者が
設置した設備から起こった水漏れは保証してもらえない。
設備業者も水漏れに対しての補修をおこなっても家自体の補修までは
見てくれないことが多いです。
大切なお金を賢く使って少しでも有効に使いましょう。
教訓:資金計画に載っているものはほとんどメーカーの利益が乗っている
頼まなくていいものは別で依頼しよう。